FAMILY THERAPY
家族療法
家族療法は、悩みや症状を「その人だけの問題」とせず、家族の関係性やコミュニケーションとのつながりから捉える心理療法です。家族全体を一つのつながりとして見ながら、お互いの関わり方に働きかけます。たとえば、「心配して注意する→反発される→さらに注意する」という繰り返しを整理し、声のかけ方や接し方を変えることで、困りごとの改善を目指します。それぞれの気持ちや事情を大切にし、家族が支え合える関係を一緒に考えます。
活用されるお悩みの例
- 夫婦・パートナーの不仲:話し合いがけんかになり、同じすれ違いを繰り返す。
- 親子関係・子育て:注意すると反発され、どう関わればよいか分からない。
- 不登校・ひきこもりに伴う家族の悩み:本人との接し方や、家族での支え方に迷う。
- 家族の不安や落ち込みへの対応:支えたいのに、声のかけ方が分からない。
- 介護・家族の役割分担:負担が一人に集中し、不満や衝突が増えている。
相談では、何をする?
やりとりの流れを整理する
どんな場面で、誰が何を伝え、そのあと何が起こるのか。繰り返している流れと、それぞれが大切にしていることを整理します。
違う関わり方を考える
落ち着いて話せた場面も手がかりに、伝える内容、声をかけるタイミング、距離の取り方など、取り組めそうな工夫を考えます。
生活の中で試し、振り返る
試したときの自分の気持ちや相手の反応を振り返り、続けたい工夫や調整したい点を一緒に見つけます。
掲載した場面は説明のための例です。取り組む目標や方法は、お悩みやご希望に合わせて一緒に決めます。